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超音波探傷検査

検査は破壊検査から非破壊検査へ

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非破壊検査とは『モノを壊すことなく』中身を調べだす検査技術です。 壊してしまえばゴミですが、壊さずに検査出来れば検査した物を構造物として残す事が出来ます。 住宅やオフィスなど中高層建築物、道路・鉄道の橋梁や高架橋などの重要な構造物は、ほとんどが鉄筋コンクリート造であり、その信頼性確保は建設にたずさわる者の最重要な使命であるといっても過言ではありません。

鉄筋コンクリート構造物の信頼性は、それを構成するコンクリートと鉄筋(正式には鉄筋コンクリート用棒鋼と呼ぶ)の健全性に帰することができる。地震国である我が国においては、引張力を負担する鉄筋及びその接合部の健全性は特に重要であるといえます。

非破壊検査法の開発は、統計的な品質管理をしていく上でも必要不可欠なものであり、ガス圧接法の近代化と信頼性向上の観点から極めて重要であります。従来、異形鉄筋のガス圧接部の品質を確認する方法としては、現場で施工されたガス圧接部を切り取って供試体とし、破壊試験(引張試験)を行うという方法がありました。しかしこの方法は、様々な欠点があり、品質確保の有効な手段としては必ずしも十分満足できるものではありませんでした。

この欠点を補うものとして超音波探傷検査法が開発され、現在では鉄筋継手の検査法としては大半を占めています。 引張試験による検査では、実際の構造物で使用される圧接部を1本も検査しているわけでなく、品質はあくまでも抜取検査からの推定です。また、切り取った箇所の再圧接は。継手箇所が増えるだけではなく、工事の進捗により切断面を直角かつ平滑になるように端面処理が難しくなっていることと、既にフープ筋やスタラップ筋などで拘束されていて。再圧接時に鉄筋の引き寄せが困難になっていることが多く、再圧接箇所の品質が劣るおそれがあります。さらに試験結果を得るのに時間を要し、その結果を施工管理に迅速にフィードバックできないので、工事工程への支障もでてきます。

超音波探傷検査(U.T検査)とは

超音波探傷検査(U.T検査)とは

超音波を使って鉄筋ガス圧接部やエンクローズ溶接部の内部欠陥を検出することを超音波探傷試験とし、その試験結果に基づき合否を判定することを超音波探傷検査といいます。

検査対象物に送信側探触子をあて超音波を入射させて内部を伝搬させ内部欠陥を探ります。内部欠陥がある場合にはエコーが反射し受信側探触子で受信します。この反射エコーの大きさで合否を判定します。

鉄筋継手部検査のお問い合わせはシマ検査工業まで

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シマ検査工業株式会社は、ガス圧接・エンクローズ溶接・機械式継手・熱間押抜圧接など鉄筋継手部の検査を行うプロ集団です。関東一円、山梨県、静岡県を中心に全国出張もいたしますので鉄筋継手部の検査はシマ検査工業へお任せください